みなさんは、若年性認知症についてご存じでしょうか？

◎生きがいとしての「仕事の場」　タック　-Tack-　

みなさんは、若年性認知症についてご存じでしょうか？
若年性認知症は、60代以前に発症する認知症で、仕事や子育ての問題、経済的な問題など高齢者の認知症の人とは、違った課題を抱えながら暮らしていかなければなりません。タックはそんな中堅世代の若年性認知症の人が、新たな生きがいを持って暮らしていけるように、当事者とその家族を中心として、くるみボタンの作業や様々な作業、プログラムを行っています。

くるみボタンの制作は、当事者と家族、そして、介護や病気などで離職した中堅世代の人の生きがいとしての「仕事の場」づくりとして始まりました。

くるみボタンを制作、販売しながら、若年性認知症についての啓発を行い、認知症になると、「何も分からなくなる、何も出来なくなる」という、誤ったイメージを当事者と共に変えていきたいと考えています。

Tack：スウェーデン語で「ありがとう」の意味。
ヨットでは、帆の向きを変えることを「タッキング」と言います。感謝の気持ちを
もちながら、人生の帆の向きを自発的に変え進んでいけたらという思いを込め
て、タックメンバー自身で名づけました。

「つむぐ」ではタックのくるみボタンを販売させていただく予定です。